被告反論見ずに原告勝訴 東京地裁、訴訟やり直し

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060727-00000214-kyodo-soci

判決によると、男性は3月1日、三和側に約338万円の返還を求めて提訴。第1回口頭弁論前日の4月10日、三和側は「原告の請求棄却を求める。口頭弁論に出席できないが、争うことを法廷で陳述したとみなしてほしい」との趣旨の答弁書東京地裁にファクス送信した。
 しかし東京地裁は翌日「口頭弁論に出席せず答弁書も提出しない。請求を認めたとみなす」として結審した上、三和側に請求全額の支払いを命じる判決を言い渡した。

特に民事訴訟ではファックスが多用されますが、裁判所のファックスには、ものすごい量の文書が次々と到達しているはずであり、どこかに紛れてしまったり、といった危険を常にはらんでいる、と言っても過言ではないと思います。もちろん、過誤がないようにいろいろな工夫はされていると思いますが。
ファックスは、誤送信など、とかく間違いが生じやすく、神経を使う側面が強いですね。