http://www.asahi.com/national/update/0216/TKY200902160264.html
http://www.asahi.com/national/update/0216/TKY200902160264_01.html
1月26日の結審時に、地裁は「慎重に審理したい」として判決日を当初予定より1週間遅らせた。市民に参加を求める裁判員裁判であれば、こうした急な日程変更は事実上困難で、延期の理由を「職業裁判官であっても即断を躊躇(ちゅうちょ)してしまう事例なのでは」とみる関係者もいる。
弁護側は最終弁論で「遺族と検察官、本人が死刑を望んでいるから判決も死刑というのなら、裁判は無意味だ。個々の犯罪の責任の重さを冷静に分析して、判断して頂きたい」と主張を結んだ。
判決結果は容易に予想できませんが、裁判所が、死刑かどうかが微妙な事案であると見て、慎重に検討するため判決日を遅らせたことは間違いないでしょう。死刑か、あるいは無期懲役かが明らかな事案であれば、判決日を延期する必要はないはずです。
明後日の判決を前に、明日、某テレビ局の取材を受ける予定ですが、どのようなコメントをすべきか、かなりの難しさを感じています。