<秋田男児殺害>「娘、川見せる際に欄干から転落」と供述

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060714-00000009-mai-soci

「気が動転して助けは求めなかった」

ある程度経験のある立場から見ると、殺害行為について、殺害したとはにわかには言い難く、事故を主張している、いわゆる「半割れ」の自白、という印象を強く受けますね。
遺体の頭部に軽度の骨折があった、と記事にはありますが、「足を滑らせての転落」で、頭部に骨折を負うような落ち方をするか、という疑問もあるでしょう。外力が加わって転落したが故に、頭部から落ちた、という見方も可能かもしれません。
また、そもそも頭部に軽度とはいえ骨折がある、ということであれば、岸辺で遊んでいた際に誤って川に転落した、という、警察の当初の見方自体、不自然、不合理である、という批判も十分可能と思います。やはり、当初から他殺を強く疑うべき事案だったのではないでしょうか。
慎重な捜査、取り調べが強く求められている、と言えるでしょう。