村上世彰容疑者を起訴、証取法違反で

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060623-00000003-yom-soci

最近、暑くなってきたので、スーツやジャケットの下に着る半袖のシャツを買おうと思い、六本木ヒルズの中にあるエストネーション

http://www.estnation.co.jp/

へ立ち寄り、聞いたところ、人を小馬鹿にした感じの店員(男性)が、置いていない、と言い、へらへらと笑いながら、「空調がきいていますからねー」などと、いかにも、そういうものを着る人は、空調がきいていないところで働くしかない奴だ、という口調で放言していました。
法律家というものは、あちらこちら動き、法廷でも立ちっぱなしで証人尋問等を行い、また、事件などの現場へ行くこともあって、それなりの収入はありますが、いつも「空調がきいている」環境で働ける仕事ではありません。その意味では、「額に汗して」働く仕事と言えるでしょう(もちろん、例外はありますが)。
上記のような店員の対応で、世上、「ヒルズ族」と言われている人々(上記の店が商品を売りつけようとしている人々の、おそらく中心でしょう)が、いつも空調のきいた環境に身を置き、額に汗して働かない人々である、ということが、しみじみと実感されました。
平家が栄耀栄華を極め横暴の限りを尽くした後は源氏がとってかわり、専横に走った織田信長本能寺の変に倒れ、泰平の世に安住してきた江戸時代は明治維新によって刷新された、といった、日本の歴史のダイナミックな動きに照らすと、額に汗して働かずボロ儲けをしてきた人々は、額に汗して働く東京地検特捜部によって徹底的に駆逐される(もちろん、違法行為を行っている限りにおいて)、ということかもしれません。