「小林 充先生 佐藤文哉先生 古稀祝賀刑事裁判論集」(上・下) 判例タイムズ社

奥村弁護士も購入したそうですが、

http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20060410/1144645392

私も、上巻、下巻とも買ってしまいました。各1万2600円(税込み)で、弁護士会館の地下で購入したので5パーセントほど安くなりましたが、財布には痛い買い物でした。高い本を買って、一気に貧乏になる、というのは、何とも言えない快感がありますね。
私が、特に興味を感じたのは、以下の論文です(多分、その一部しか読めないでしょう)。

1 上巻

不真正不作為犯に関する覚書…………………………………… 山 口   厚
違法薬物であることの認識と概括的故意……………………… 小 西 秀 宣
共謀共同正犯の意義と認定……………………………………… 出 田 孝 一
量刑理論と量刑実務……………………………………………… 原 田 國 男
背任罪における図利加害目的の意義とその認定について…… 木 口 信 之

2 下巻

任意捜査の限界…………………………………………………… 川 出 敏 裕
所在不明の被告人に対する国選弁護人の選任………………… 井 上 弘 通
退去強制が見込まれる外国人の証言供述の確保
―平成七年三小判決を契機として……………………………… 高 木 俊 夫
一事不再理効の客観的範囲
―常習一罪の一部についての確定判決の存在を巡って…………………………………………………………………… 村 上 光 鵄