違法・有害情報の通報窓口「ホットラインセンター」、設立準備会合を開催

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/04/04/11504.html

特に悩ましいのは、違法にまでは至らない「有害」情報でしょうね。

公序良俗に反する情報(有害情報)についても、「情報自体から、違法行為(拳銃等の譲渡、爆発物の製造、児童ポルノの提供、公文書偽造、殺人、脅迫等)を直接的かつ明示的に請負・仲介・誘引等する情報」「違法情報について、違法情報該当性が明らかであると判断することは困難であるが、その疑いが相当程度認められる情報」「人を自殺に誘引・勧誘する情報」と定義。これらについても、ホットラインセンターで対応を行なう際の判断基準や依頼手続きなどを定めている。

「違法情報該当性が明らかであると判断することは困難であるが、その疑いが相当程度認められる情報」の削除依頼をする、ということになると、「疑わしきは罰せず」ではなく、「疑わしきは罰せよ」ということになります。「相当程度」というのも、評価が入りますから、認定はなかなか難しいでしょう。
関係者の意図や熱意は評価しますが、ベトナム戦争に介入した米軍のようにならないか、危惧されます。