<日航>整備士OBを再雇用 若手と組み技術伝承

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060409-00000005-mai-bus_all

再雇用を希望する55歳以上の整備士やパイロットなどの運航乗務員らにセンターに登録してもらい、定年後も65歳まで整備や運航の現場で再雇用する。ある役員は「一連の運航トラブルに対するベテランの危機感が募っており、再雇用への反応は強い」と期待している。

こういった運用は、今後、いろいろな分野で広がりそうな予感がします。ただ、人を得ないと、かえって若手に悪影響を与えかねず、制度さえ作れば良い、というわけには行かないでしょう。
私がかつて所属した検察庁でこういった制度を採用したらどうなるか、を考えてみましたが、決裁官になってしまえば、第一線の検事としてのスキルはどんどん落ちてしまい、つべこべと埒もない文句を言うこととか、上に媚び下に威張りつつカメレオンのように立ち回ることなど、ろくでもないことしか身についていないので、多分、百害あって一利なし(例外はあると思いますが)だろうな、と思いました。