車にGPS「見張り」該当せず　付近での観察限定　ストーカー事件で初判断・最高裁

小法廷は違法な「見張り」について、住居など被害者が通常所在する場所の「付近」で被害者の動静を観察する行為とする初判断を示した。いずれの二審も「見張り」を目視などの直接的な観察に限定。GPSでの遠隔監視を処罰できないと判断しており、最高裁判決が注目されていた。

この問題については、以前、

とコメントしたことがありますが、解釈に争いがあり、GPSを使ったストーカー行為に十分、処罰すべき当罰性が存在する以上、早急に法改正して是正するのが本来の筋でしょう。

2018年の時点で上記のような判決が出ているのに、2年近く経っても改正されていないことに、合理性があるとは到底思われません。

こういうところが日本の駄目なところなのだろうと思います。