ネット上、児童ポルノ・自殺呼びかけ… 有害情報削除に指針 総務省方針

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060126-00000015-san-bus_all

法律の専門家のいない中小のプロバイダーや個人の掲示板開設者にとっては、表現の自由などの問題も絡み、削除の判断は難しかった。

今回のガイドラインでは、警察庁などと協力して違法情報の判断や削除の手続きなどを具体的に提示。また、判断の難しい「公序良俗に反する情報」についても、有識者や業界団体、消費者団体の意見などをもとに具体的な事例を打ち出す。

何もないよりは、ガイドラインでもあったほうが参考になりますから、こういったものができることは悪いことではないと思います。
ただ、法律を眺めていても、やって良い行為とやってはいいけない行為が、常にはわからないように、具体的な事例が紹介されたガイドラインを見ても、まったく同一の事例というものはありませんから、自分の頭で考え、最後は決断する、ということを避けて通ることはできません。
法律の専門家ではないから削除の判断が難しい、だからガイドラインを作ってほしい、できたガイドラインに従って「安全圏」に身を置きたい、サイトの運営等は続けたいがリスクはとりたくない、自分では考えたくない、といった、腰の引けた人々は、この世界から早めに退場し、別の仕事を探したほうがよいでしょう。