伊藤詩織さん、漫画家はすみとしこさんら3人を提訴。「枕営業」などツイートめぐり

伊藤詩織さん、漫画家はすみとしこさんら3人を提訴。「枕営業」などツイートめぐり(ハフポスト日本版) - Yahoo!ニュース

訴状では、イラストの女性の顔立ちや髪型が伊藤さんに酷似していると指摘。女性が手にしている本の装丁や「CLAP BOX」というタイトルが伊藤さんの著書を連想させるなどとして、「(イラストの)女性と伊藤さんを同定することは容易に可能」と主張している。

 過去の判例に照らすと、内容が、一般人の能力、読み方を基準にして特定人を指すものと解されるかどうかが問題になり、そこが肯定されれば、その特定人に対する名誉毀損や侮辱の通常の要件を満たすことで、違法性が認定されることになるでしょう。

事件の関係者でもない限り、紛争の一方が正しいとか正しくないとか、安易に評価できないはずであり、特に、性犯罪で当事者の主張が真っ向から対立しているようなケースでは尚更です。安易にどちらかの肩を持つことで(肩を持つように受け止められることで)、提訴リスクにさらされる恐れがあることは、一般的に注意しておくべきことでしょう。