週刊誌記者に捜査情報漏らす 容疑の警部補を書類送検

http://www.asahi.com/national/update/1118/TKY200511180330.html

県警監察官室によると、この警部補は6月13日夜、振り込め詐欺事件の捜査で押収した資料から関係者数人の名前と住所、年齢などの情報を自分のパソコンから記者あてに電子メールで送った疑い。事件の概要も一緒に知らせていた。

この種のリークは、よくあると言えばよくある話ですが、事件としての立件や懲戒処分にまで至るのは珍しいでしょう。
何ら見返りもなく捜査情報を漏らすというのも考えにくいのですが、その辺は捜査されたのか、気になります。

追記:

「捜査情報漏えいで警部補を書類送検…神奈川県警」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051119ic02.htm

では、

同室は「捜査上の支障や情報漏えいへの見返りはなかった」としている。警部補は「(記者と)良好な人間関係を築き、捜査協力者にしたかった」と供述しているという。

とされていますね。
あり得る話ですが、徹底した調査に基づくものであるかどうかは、この記事ではわかりません。
霞ヶ関あたりにいる人も、こういった手法には注意したほうがよいでしょう。