運転室に長男入れた東武運転士、懲戒解雇されていた

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051116-00000006-yom-soci

この件に関する私の意見は、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20051111#1131666935

や、そのコメント欄で述べた通りですが、運転室に子供を入れた行為は、確かに不適切ではあったものの、「父親の仕事姿を見た長男が運転室のドアをたたくなど騒いだため、なだめようと停車中にドアを開けた」というところに、この元運転士の、父親としての一種の優しさのようなものを感じます。子供がドアをたたいて騒いでも、放っておけば、このような事態にはならなかったはずですが、放っておけなかったのでしょう。そういった状態とか気持ちは、私も、子供を持つ身として、わかる気がします。
今後、この処分が維持されるのか、何らかの形で見直されるのかはよくわかりませんが、この元運転士や家族の人たちが、笑って年の瀬を迎え明るく暮らせることを願わずにはいられません。
危険な踏切は放置し、重大な死傷事故を発生させていながら(幹部が引責辞任したという話は聞きませんね?その件で上層部には何の懲戒もなく不問ですか?)、上記のような運転士の行為に対し懲戒解雇という重すぎる処分を(しかも極めて多数の反対意見を省みることなく)行う東武鉄道という会社には、一利用者として、強い嫌悪感を感じます。できれば、こんな会社が運行する電車には乗りたくないですね。