衆院選:100カ所を家宅捜索へ 警察庁

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050911k0000m040110000c.html

選挙違反が最も多く摘発されるのは、やはり衆議院議員総選挙ですね。
以前、検察庁にいたときは、選挙、特に総選挙になると、その後の選挙違反捜査のことを考えるだけで気が滅入っていました。一旦、捜査に入ると、気が滅入っている暇もなく、休日も昼も夜もなく捜査に没頭していました。選挙違反捜査は、知能犯捜査の中では、問題点が多く、捜査も難しく、公判で否認される割合が高くて、相当神経を使って捜査にあたっていた記憶です。
摘発するほうもされるほうも、当分の間、大変な日々が続きますが、選挙違反の捜査・公判も、広い意味での選挙の一部ですから、あきらめて頑張っていただきたいと思います。
A庁入り前の若手検事は、実力をつけるチャンスなので、積極的に、難しい事件に取り組んでみると良いでしょう。