’05記者リポート:「裁判員制度」導入控え、福井地裁で模擬裁判 /福井

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050704-00000259-mailo-l18

2時間近い議論の末に「疑わしきは被告人の利益に」(無罪推定)で決着。目撃証言は「突き落としたように見えた」のにとどまり、全員で「有罪の証拠としては確実性にかける」とした。

この模擬裁判の証拠自体を見ていないので、記事から受ける印象でしか言えませんが、こういう判決が出て、検察官が控訴すれば、高裁であっという間に破棄されて有罪になりそうな気がします。
敢えて悲観的に言えば、所詮、裁判員制度というのはその程度のもの、期待が大きいだけに失望、落胆も大きく、関係者の負担が増えるだけで何も変わらない、高裁の比重が高まるだけ、ということになってしまうでしょう。