盗撮未遂警官、抵抗したのに逮捕せず…神奈川県警

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050623-00000401-yom-soci

巡査長は非番で酒に酔っており、抵抗したため、手錠をされて同署に連行された。調べに対し、盗撮しようとしたことを認めたという。逮捕はされなかった。

「逮捕」していない人を、手錠をかけ連行する権限は、警察官にはないでしょう。逮捕手続を踏まなかった、ということであれば、上記の行為は、法令に基づかない違法行為だった、ということになるはずです。連行した警察官にも、刑事処分、懲戒処分の必要があるはずです。

県警監察官室は読売新聞の取材に対し、当初「奥さんとメールをしていた」と盗撮しようとしたことを否定したが、「行為自体は未遂で終わっており、画像も残っておらず、盗撮はないと判断したが、警察官として疑われる行為があったので厳しい処分をした」と説明を変えた。

つい最近、「ミラーマン」とも呼ばれた、手鏡を持って走り回っていた先生が有罪判決を受けましたが、行為態様は、この「盗撮未遂警官」とほぼ同様じゃないでしょうか。一方は何が何でも有罪に持ち込む、もう一方(身内の警察官)は上記のような取り扱いの上、依願退職で何のお咎めもなし、では、厳正・公平な捜査を行っているという印象を持てというのが無理でしょう。