http://www.asahi.com/national/update/0320/NGY201003190036.html
検事が高検の調査に「これまでに3回、通勤途中に盗撮した」と話していることが分かった。動機について「好奇心からやった」と説明したという。同高検は19日、停職3カ月の懲戒処分とした。
人間ですから、性的なことが頭に浮かぶのは当然と言えば当然ですが、好奇心を持つだけでなく、実際に違法行為に出てしまうというのは、やはり、立場上、許されないと言うしかないでしょう。
44歳と、若気の至りという年齢でもなく、この事件の背景にどのような事情があったかはよくわかりませんが、検事が悪いことをするはずがない、という牧歌的な性善説に立つのではなく、時と場合によっては違法、不当な行為に及んでしまうこともないわけではない、ということを念頭に、慎重な人事管理に努める必要がありそうです。