<橋梁談合>強制捜査尻目に業者「配分表」通りに決定

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050612-00000016-mai-soci

このころ、東京都港区の横河ブリッジ本社などに検察当局の係官が家宅捜索に入る。それでも、予定通り「チャンピオン」(本命業者)の東綱橋梁が一番札(最も低額の札)の3億8000万円、参加するだけの「サクラ」だった5社が、それより750万〜3500万円高い札を入れ、談合は完成した。
2日後の5月25日午後。日本海東北自動車道の「二古(ふたご)第一橋」(秋田県由利本荘市)建設工事を住友重機械工業が7億7400万円で、1時間後に「釈迦橋」(同)の工事を日立造船が6億5000万円で落とした。
 そして、横河ブリッジなど11社の14人が逮捕された26日。大阪市北区のJH関西支社「入札室1」で、阪和自動車道「芳養(はや)川橋」(和歌山県みなべ町田辺市)工事をハルテックが4億5200万円で落札した。
4回のうち、入札予定価格が事前に公表された二古第一橋の落札率は92.9%にとどまった。しかし、事前公表されない3回のうち、最も高率だった釈迦橋は96.9%に達していた。

この時期になっても、まだ、こんなことをやってたんですね。この愚か者達は。愚かな行いも、ここまで愚かでは、一種の喜劇にも思えてきます。
相当豊富な資料も押収され、また、関係者も観念して供述しているようですから、他人の力がなければ談合がやめられない愚か者達は、せいぜい、首を洗いながら待っているとよいでしょう。