町村教授のブログで、
http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2004/12/report.html#more
とされているのを読みました。
大学生とか、司法試験受験生レベルの人の書いたものを読むと、首を傾げるような表現を平気で連発しているのを見かけることが少なくありません。
例えば、答案で、「ここで、・・・について考えてみよう。」といった表現を、前に何度か見かけましたが、答案にふさわしい表現とは思えませんでした。ものすごく偉い先生が、誰かに教える、といった文章なら問題ないと思いますが。
こういったものは、要するに、「悪癖」ではないかと思います。書いている人は、深く考えずに書いていると思いますが、良くない癖は早めに改めたほうが良いでしょう。
私自身、見ていただければわかるように、文章は下手なので、文章についてはあまり語りたくないのですが、やはり、書いた文章について、第三者に徹底的に見てもらうのが効果的でしょう。
私の場合は、検察庁へ入った後、上司などから、書いた文章をかなり直されて勉強になりました。「それでこの程度？」と言われそうですが、そうやって何とかここまでたどり着いた、という状態です。直されたら、謙虚に反省し、再考してみる、ということを繰り返すうちに、次第に、悪い癖は直ってくると思います。
