Google「ストリートビュー」の中止求め声明 福岡県弁護士会

http://www.j-cast.com/2008/12/02031346.html

弁護士会は「ストリートビュー」について、360度見える広範囲の画像が撮影・公表されているが、そこにはラブホテルに入る寸前のカップル、立ち小便をしている男性、路上でキスをする学生など撮影を意識しない多数の市民が写っている。これは、みだりに容ぼう・姿態を撮影されない自由を侵害していると判断。「電子データの特性上、画像が容易かつ半永久的に第三者により2次利用されうるという問題点」などを抜本的に解決すべきであり、それができない場合には、サービスの提供を中止するよう強く求めた。

町村ブログで取り上げられていましたね。

http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2008/12/bar-google-9317.html

福岡県弁護士会のサイトでは、

http://www.fben.jp/suggest/archives/2008/12/

となっています。
声明の中で、

ストリートビューは、遠隔地の画像が簡単に見られるという便益をもたらすものの、このような多数の市民に対するプライバシー権侵害を強いても仕方がないといえるほどの対立利益があるとは言えない。

という点は、なかなか鋭く問題点を指摘しているという印象を受けます。
グーグル礼賛、グーグルに誤りはない、といった風潮の中で、こういった動きには注目すべきものがあるように思います。