金融庁の調べに妨害否定 告発された元UFJ役員ら

http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2004101601003470
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041016-00000246-jij-soci

これでは逮捕・勾留は必至でしょうね。
先日、逮捕が確実、という被疑者について、警察にかけあって、逮捕はせず在宅にしてもらいましたが、やはり、認めるべき事件では、きちんと認めて行かないと、身柄は取られる、他の捕まらなくてよい人まで連動して捕まる、がんがん取り調べられる、処分は重くなる、保釈金が必要になる、裁判所の心証も害して実刑、といった感じで、次々と不利益なことが発生することになりかねません。
争うべき時には徹底的に争うが、認めるべき時には気持ちよく認める、ということは重要だと思います。ただ、こういった判断は、刑事事件に精通した人の的確な見通しが必要でしょう。UFJが依頼しているような弁護士は、企業法務中心で儲けている「ビジネス弁護士」か、「昔の名前で出ています」という感じの大物ヤメ検(意外と能力が低い)である可能性が高いはずなので、的確なアドバイスができていない可能性もあるでしょう。
ヤメ検に刑事事件を依頼するメリット、デメリットについては、以前、このブログで書いたことがあるので、興味のある方は、「ヤメ検」で検索してみて下さい。