中越沖地震 東電社長、夏の電力使用の節約訴え 柏崎刈羽運転停止で

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200707210007a.nwc

気温が高くなり、盆休み明けで工場がフル稼働に入る8月の中下旬は、供給力と需要の差を示す予備率が1%程度まで落ち込む見通し。従来の計画では7%程度を見込んでいたため、最大の危機を迎えることになる。また、予想以上の猛暑になり最大電力が6400万キロワットになった場合、「さらなる追加対策を検討する必要がある」との考えを示した。

停止中の火力発電所の再稼働や他の電力会社からの供給等で何とかしのごうとするようですが、確かに、危機的状況と言えるでしょう。需要が供給を上回り、以前に生じたことがあるような、「首都大停電」が現実に起きる可能性もあると思われます。「その時」が来ることを覚悟して、当面、生活する必要がありそうです。

「特捜検察の闇」

特捜検察の闇 (文春文庫)

特捜検察の闇 (文春文庫)

特捜検察の闇

特捜検察の闇

先日、田中森一弁護士の「反転」を読み、以前読んだ上記の本を再度読み返したくなり(私は単行本のほうで読みました)、書棚から取り出し、読んでいるところです。
捜査を担当していた特任検事が、札幌地検の庁舎内で首つり自殺をした「カブトデコム事件」も取り上げられていて(カブトデコムグループが北海道拓殖銀行から巨額の融資を受け建設したのが、ウインザーホテル洞爺の前身の「エイペックス洞爺」であったことも紹介されています)、特捜部礼賛に終始しがちなマスコミの提灯記事には現れない、捜査・公判の見えない部分に広く深く広がる「闇」の部分を照らし出そうとする著者の努力が感じられます。

「@niftyメール」に送信取り消し機能

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070720-00000075-zdn_n-sci

メール送信時に「消せるメールとして送信」をチェックすると、送信先にメール本文は送らず、本文を掲載したURL入りお知らせメールを送信。受信者は、URLをクリックしてパスワードを設定すると、本文をブラウザ上で閲覧できる。@niftyメールで受信した場合は、通常のメールと同様に読める。
送信者は、メール本文にアクセスがあったかどうかを確認でき、未開封の場合は取り消せる。取り消した理由をコメントとして残すことも可能だ。メールの保存期間は90日間。

昔(と言っても10年ほど前ですが)、インターネットが徐々に普及しつつある頃は、ニフティの会員が相対的にが多く、ニフティ会員同士でニフティのネットワークを使ってメールをやり取りすると、送信先開封状況がわかって便利だったことを思い出します(ニフティ・マネージャーといったソフトを使う必要がありましたが)。
メール送信の際、送信先開封通知するよう求めるのは、どうも押しつけがましく使いにくい気がして、私は使っていませんが、そういった人々への使いやすさを狙っているのかもしれません。重要性が高いメールについて、送信後に取り消したい、といった場合にも便利でしょう。

<羽賀研二容疑者>恐喝未遂罪で起訴 渡辺二郎容疑者らも

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070721-00000055-mai-soci

大阪府警は恐喝容疑で羽賀被告らを逮捕したが、不動産会社経営者はホテルで確認書に署名した後も、羽賀被告に金の返済を求めており、大阪地検は恐喝未遂罪に該当すると判断したとみられる。

確認書に署名させ債務を免除させて財産上の利益を受けた、という2項恐喝で送致されたものと推測されますが、上記のような事情も踏まえ、債務免除が確定的なものでなく、未だ未遂の状態にあった、と堅く認定し、起訴したものと思われます。

「ハリ・ポタ」買う子供ら、爆弾テロ止める…カラチ

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070721i212.htm?from=main2

事件が起きた20日には、センター内の書店に小説「ハリー・ポッター」の最新刊を買い求める子どもが大勢いたため、犯人が「子どもを殺したくない」と通報してきたという。
通報に基づき、センターわきに止めてあった車を調べたところ、10キロ・グラムの爆薬が仕掛けてあった。

爆弾テロが相次ぐパキスタンでの事件ですが、犯人に残っていた良心が、寸前で惨劇を食い止めた、ということでしょう。昔、読んだO・ヘンリーの「取り戻された改心」を思い出しました。

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050225#1109268321