<消防団員のホンネ>消防団員の報酬1年半未払い 「嫌なら辞めて」音声データ入手

<消防団員のホンネ>消防団員の報酬1年半未払い 「嫌なら辞めて」音声データ入手(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

消防団員の報酬を巡っては、各地の消防団で不適切な管理や流用が発覚。総務省消防庁は2021年4月、報酬を個人に直接支給するよう全国の自治体に通知している。

南相馬市の条例では、団員に報酬を支給すると定めている。一般団員の年額報酬は21年度までは2万7000円で、22年度以降は3万6500円。22年度分は市から団員への直接支給に切り替わったが、21年度分までは市が各分団にまとめて振り込んでいた。  

男性は21年4月に入団したが、同年度分の報酬が支払われないのを不審に思い、22年3月、市に問い合わせた。すると、消防団の副分団長から「消防団はそういうものだ」と威圧されたという。

今年の8月に、日航ジャンボ機墜落事故に関する報道、ニュースを見ていて、事故直後に地元の消防団がいち早く現場に入り、救助活動などで大きく貢献していたことを改めて認識しました。

地元の人々からなる消防団が、災害等の場合に大きな力になることは言うまでもなく、日頃から、十分な体制を整えておくことが重要です。

そう言う観点で見ると、上記のような年間報酬はいかにも低額過ぎますし、それを、皆の飲み食いや旅行などで使って個人に渡らないような仕組みでは、参加者の確保がままならないでしょう。

地元のボス的な人物に丸投げして放置するのではなく、健全、合理的な消防団の体制を確立するために、予算措置も含め、各地方自治体が主体的、積極的に取り組む必要があると思います。