推し活仲間が「社会的孤立死」 安否確認を阻む個人情報保護の“壁”

推し活仲間が「社会的孤立死」 安否確認を阻む個人情報保護の“壁”(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

一人暮らしの50代男性が毎日数十件も発信していたSNSの書き込み。それが今年1月初旬に突然、途絶えた。消息を確認しようと、友人が自宅を訪ねたところ、隣人の話から救急搬送されて戻っていないことまでは判明した。しかし、住宅の管理会社や自治体などに問い合わせても、個人情報保護の壁に阻まれ、それ以上の情報が得られない。「友人の生死すら分からない。いったい、どうすれば?」――。友人の行方を追うなかで見えてきた、個人情報保護と孤立死の関係とは。

最近亡くなった私の知人も、社会的地位もあり、立派な人でしたが、孤独死しているのが死後に発見されていました。どういう人であっても、生活状況により孤独死する可能性はあるということだと思います。

消息不明になった人の消息を知る、というのはなかなか難しいものですが、本格的に取り組むのであれば、記事にあるように、何らかの理由を見出して法的措置を講じていくというのが現実的な方法でしょう。弁護士であれば弁護士法に基づき所属会を通じた弁護士照会もでき、もちろん、万能ではありませんが、事実関係の調査には資するものがあります。

人とのつながりを適度に保ち、万が一の場合も、消息不明になることがないように留意しておくべきだとは思いますが、なかなか難しいものだろうとも思い、悩ましいものがあります。