最先端機とベテラン操縦士がなぜ=米で「欠陥」指摘、軍事機密壁も-F35墜落事故

最先端機とベテラン操縦士がなぜ=米で「欠陥」指摘、軍事機密壁も-F35墜落事故(時事通信) - Yahoo!ニュース

米議会付属の政府監査院(GAO)は昨年、F35について966件の未解決の欠陥があることや、パイロットの酸素欠乏の症状などを指摘したが、防衛省は「現時点で、米国政府が公表している課題はない」としている。
防衛省によると、F35に関しては、「日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法」に基づき、その性能などの情報をより厳格に保全するため「SSA」と呼ばれる実施細目が日米防衛当局間で取り決められている。

 F35選定に当たってのライバルはユーロファイタータイフーンでしたが、選定当時、私は、素人ながら、まだ実用化の前だったF35よりも既に実戦配備されていたタイフーンのほうが適当なのではないかと感じていたものでした。

選定してしまったものは今更どうしようもないですが、安全性については、機密という名の下に蓋をしてしまうのではなく、粘り強く米国に掛け合って、きちんと必要な情報は開示されるよう、安全性が十分に保証されるよう、日本政府は強力に働きかけるべきでしょう。

最近は、とかく、米国に依存して入れば大丈夫、安心といった安易に流れる風潮がありますが、米国の大統領自身が明言しているように、「米国第一」なのであり、最優先されるのは米国の国益です。日本の国益は日本自身で守っていかないと、他国任せにしていたのでは取り返しがつかないことになってしまうと思います。今なお行方不明のパイロットのことを思いながら、そんなことも考えていました。