衛星写真を公開 機体捜索に協力を

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140312/k10015903071000.html

ウェブサイトでは、機体の一部など気になるものを見つけたら地図上に印をつけられる仕組みになっていて、「デジタルグローブ」では世界中のネットユーザーに対して機体の捜索に協力するよう呼びかけています。
インターネットを通じて不特定多数の人から情報を求めるこうした手法はクラウドソーシングと呼ばれ、「デジタルグローブ」は去年11月に台風30号がフィリピンを直撃した際にも被害の実態を把握するために衛星写真を公開し、24時間で数千人が協力したということです。

クラウドソーシング、というのは、名前を聞いたことがあるな、という程度だったのですが、こうして手法が具体的に紹介されると、これは役立ちそう、という気がしますね。どういう作業でも、人手をかけることで効果が出る、というものがあり、その人手を捻出するのが大変、ということが多いものです。お金を払って人を集めれば作業量が多いほどお金がかかりますし、適材を集めるのも難しいことが多いでしょう。その点、ネットでこうした呼びかけを行うことで、膨大なネットユーザーから人手をかき集めることができ、しかも、それに応じる人々は、ボランティアというだけでなく、その多くが、行方不明の航空機を発見したいという熱意にあふれる人々であると思われ、それだけに効果も期待できるでしょう。
ネット時代の、ネットの特性を生かした試みとして注目すべきものがあると感じました。
消息不明のマレーシア航空機は、一体、どうなってしまったのでしょうか。