先日、
を読んだところですが、オーディブルでも落としていたなと思い出し、「聴く歴史」のほうも聴いてみました。
全体で1時間ほどで、さくっと聞け、歴史家である著者自らの朗読でわかりやすく、大塩平八郎の人となり、乱を起こした背景や、乱が、衰えた幕藩体制を更に衰えさせる切っ掛けとなっていったことなどが、コンパクトにまとめられていて理解が進みました。
大塩平八郎という人物は、学者として優秀、体力旺盛で寝なくても平気、エネルギーが有り余っているような人物であったようで、そういう人物に、大坂町奉行所与力という立場は、あまりにも小さ過ぎたのだろうという印象を改めて受けました。