山口、和歌山…保守王国で定数減 自民は候補者調整の難航必至

山口、和歌山…保守王国で定数減 自民は候補者調整の難航必至(産経新聞) - Yahoo!ニュース

このほか自民は現在、滋賀、岡山、愛媛の3県でも議席を独占しており、定数減は大きな痛手となる。

日本では、例外を除き地方で保守、自民党が強く、都市部で野党が一定の勢力を持っているという傾向が強いですが、議員定数是正が進んで、地方から都市部へ議席が移れば、与野党、保守と非保守の勢力状況に、長期的に影響を及ぼしていく可能性が高いでしょう。

また、投票価値の平等が憲法上の要請であっても、定数が減じられる地域選出の議員が減ることは、その地域の衰退へとつながりかねない面があり、そういった事態への対処も必要になってきます。しかし、現状、目に見える効果的な対策は講じられていません。

長期的な日本の在り方に大きく影響する問題で、単に定数是正だけでなく、大きな視野、視点で見ていく必要があると思います。