高級カーシェアサービス「スカイカーシェア」運営会社が破産申請、個人オーナーとトラブル

高級カーシェアサービス「スカイカーシェア」運営会社が破産申請、個人オーナーとトラブル(東京商工リサーチ) - Yahoo!ニュース

当社グループが、約700人のオーナーから提供された車両を預かり、サービス利用者に貸し出していた。カーシェアの運営収入から投資家に車両代金や保険料、謝礼などが毎月支払われる契約で、契約満了後には一定のキャッシュバックが発生する仕組みとなっていた。  

オンラインを通じた積極的な広告戦略で認知度を上げていたが、2020年に入ってからは新型コロナの影響で業績は伸び悩み、夏以降はオーナーに対する配当などの債務の支払いが不能状態に陥った。

 運営する側から見れば、自己資金なしで車が手に入りカーシェアサービスが展開できて旨味がありますが、反対に、車を提供する側としては、手を離れた車がどう使われるかわからない、かなりリスキーな投資と言えるでしょう。正にそのリスクが顕在化したのが現状ということになります。

私の知人は、カーシェアサービスで貸した車を乗り逃げされ売り飛ばされて、車はなんとか戻ってきましたが犯人はまだ捕まらないと言っていました。この種サービスでは、車が手元を離れどう使われるかわからない状態になり、悪用、乗り逃げといったことが起きやすいことを、肝に銘じた上で車を提供して良いかどうか決めるべきでしょう。