相談を受けても事件化せず女性死亡 禁止だらけの県警会見に騒然

相談を受けても事件化せず女性死亡 禁止だらけの県警会見に騒然(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

福岡県太宰府市の女性暴行死事件で、佐賀県警が事件前に女性の家族から相談を受けながら事件化しなかった問題について、佐賀県警の杉内由美子本部長が20日の定例会見で初めて触れた。杉内本部長は「被害者の女性が亡くなられたことは大変重く受け止めている。本件を今後の教訓としたい」と述べた。

この種の相談に対する警察の対応は、一般的に、消極的であり低調です。積極的に対応すれば警察の仕事が増えますから、仕事を増やしたくないという心理が常に働きます。様々な言い訳を繰り出されて、警察から追い返そうとします。追い返せば、仕事が増えず警察は安泰ですが、追い返された人々には、上記のような厳しい運命が待っています。

警察庁都道府県警察本部が、いくら、それではいけないなどと叱咤しても、現場の警察官の意識はそう簡単に変えられるものではありません。

今後も、こういった事態は繰り返されますし、死なずに済んだはずの、傷つかずに済んだはずの人々が、警察に対応してもらえずに死んだり傷つくということが、残念ながら続くでしょう。

事件にならないと動かない、というのが警察の本質ですし、事件にするのも渋るのが警察でもあります。