http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20120412/230907/?rank_y
集まった車両の状態を確認したところ、約9割がまだ走行可能であることが分かった。さらに、2割については商品価値がまだ残っており、こうした車両は中古車オークションを通じて販売していた。
しかし、北京五輪の開発景気が一段落し、鋼材スクラップの価格が低迷し始めると、中古車を鋼材として販売することが難しくなった。そこで、MICの増田信夫社長は集めた中古車を使い、レンタカーとして活用することを思いついた。オークション市場での価値はほとんどないが、自動車としては十分に利用できる状態にあることから発想した中古車の再活用プランである。
このサービスは、以前、出張した際に利用したことがありますが、インターネットで在庫車両を検索して手軽に予約でき、かつ、一般的なレンタカー料金より安い上、ガソリンスタンドが拠点になっているので(ガソリンスタンドのリソースを活用するビジネスモデルも秀逸です)最後に給油して返すのも便利で、なかなか良かったですね。使用している車両は、記事にもあるように中古車が活用されていますが、足代わりにその時だけ使うレンタカーですから、支障なく走れば多少くたびれていても構わない、という人は、私も含め多いでしょう。私が乗った車両も、ぶつけたところを修復した痕がありましたが気になりませんでした。
日本では、まだ乗れる車が廃車になって行くことが多く、うまいところに目を付けたビジネス、ということが言えると思います。