「消えた21億円を追え ロッキード事件 40年目のスクープ」

 

 この本の元になったNHK「未解決事件」は観て、なかなか興味深いと案じていたのですが、

yjochi.hatenadiary.com

書籍化されたほうを読んでいなくて、最近になって読みました。

ロッキード事件では、丸紅ルート、全日空ルート、児玉ルートの3ルートがあり、特に児玉ルートの資金は、右翼の巨魁だった児玉氏が使途先を語らないまま死んでしまったため未解明になり、また、本書でも取り上げられていますが、田中元首相への5億円についても、捜査、公判当時から、民間航空機であるロッキードL1011トライスターに関するものではなく軍用機であるP3Cに関するものではないかがささやかれてはいました。本書では、そういった未解明の問題について、光を当てようとしていて、歴史の中の事件ではありますが、深い闇を感じるものがありました。

その後、

 も読んでいて、この機会に何冊かロッキード事件関係の本を読んでおこうと考えています。