「琉球王朝の墓から遺骨持ち出し」 返還求め子孫が京大提訴

「琉球王朝の墓から遺骨持ち出し」 返還求め子孫が京大提訴(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

アイヌや沖縄の人々の遺骨は戦前、研究目的で研究者らが墓を掘り返すなどして収集した。文部科学省の調査によると、12大学で計1676体のアイヌの遺骨が保管されていることを確認。近年、アイヌの団体や個人による返還訴訟が相次ぎ、1015体が確認された北海道大は順次和解に応じている。

 過去に行われた、このような、遺族や関係者の気持ちを大きく傷つける行為や、違法、不当に持ち去られた遺骨等について、違法、不当な行為に及んだ者の所属していた機関は、きちんと総括した上で、保管している、本来、保管しているべきでないものを真摯に返還すべきでしょう。

世界的にも、各地で、同様の問題(発掘して持ち去られた文化財を元の国へ返すべきであるとか)が生じており、過去のことだからと放置すべきではないと思います。

法的に、どのような構成で臨むかについては難しさを感じますが、法廷で争う前の円満な解決が必要でしょう。