JAC機長、飲酒規定内でも4便遅延 自宅で350ml缶ビール2本

JAC機長、飲酒規定内でも4便遅延 自宅で350ml缶ビール2本(Aviation Wire) - Yahoo!ニュース

JACが機長に聞き取り調査したところ、勤務前日の午後7時ごろまでに、自宅で350ミリリットルの缶ビールを2本を飲んでいたという。社内規定では乗務開始12時間前までは飲酒が可能で、機長の場合は27日午後8時50分までは可能だったという。

 酒を飲んだ後、体内からアルコールが抜けていない状態で車を運転して酒気帯び運転になる、というケースは、実務上、ままあって、私も、検察庁にいる当時、また、弁護士になった後にも取り扱ったことがあります。

おそらく、人により、体内へ入れたアルコールが抜けるスピードには、その時々の状況にもよりつつ、多きな個人差があるのでしょう。覚せい剤(広い意味での薬物という点では共通性があります)でも、人により、検出可能時期には個人差があり、アルコールも、人や状況によっては12時間程度の時間を超えての残存があり得るのではないかと思います。

航空会社によっては、乗務前、24時間以内の飲酒を禁じたところもあるようですが、それくらいの厳しいルールを一律に徹底するべきことなのかもしれません。