心の一燈ー回想の大平正芳

 

心の一燈 回想の大平正芳

心の一燈 回想の大平正芳

 

 大平元首相が逝去して既に40年近くになりますが、本書では、大平元首相の女婿である森田氏が、手記及び対談で大平氏を振り返っていて、しみじみとじっくり読みました。

平氏の政治家としての本質は、保守本流、リベラルということになるでしょう。そういう大平氏の政治家としての本質が、深い哲学、誠実さや思いやりに裏打ちされたものであり、家族の不幸など様々なものを乗り越えて首相の地位に到達しつつ、志半ばにして急逝した悲劇的な最期などが淡々と語られています。

今、大平元首相が健在なら、政治情勢や今後の日本について何を語るだろうかと思いつつ読み終えました。心に残る、読んで良かったと思える一冊でした。