https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170323-00050028-yom-pol
籠池氏は「鮮明に覚えている」と強調した。
贈収賄とか選挙違反などで、金銭の授受の有無が問題になることがありますが、1対1の状態でのやり取りで、「渡した」「受け取っていない」いった水掛け論状態になると、特に、数十万円から100万円程度の現金は、会社経営者とか政治家とか、それなりに金回りが良い人は金融機関からの出金を経なくても手持ちで持っていることもあってその面での裏付けも困難で、事実認定がかなり難しいものになりがちです。お金というものに色などは付いていないので、使徒先の解明で裏付けようにも(本件でもその面が問題になっているようですが)、仮に授受額と同額の入金が直近で金融機関等にあっても、それなりにお金を出したり入れたりしている人であれば特に、その入金が「その金」と厳密には特定しにくいことも多いものです。
まだ証人尋問は続きますが、少し見ていた印象として、ことさら嘘をついたり不自然、という印象は受けないものの、なかなか裏付けが取りにくい話も結構あるなという感じはありました。