ギア誤操作、減速できず=バス運行管理者ら書類送検へ―軽井沢事故1年

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170114-00000055-jij-soci

ギアは一定の速度を超えて、低速ギアに入れようとすると、エンジンの故障を防ぐためにニュートラルになる仕組みになっている。県警は不慣れな運転手が速度が増した状態で低速ギアに入れようとしてニュートラルになり、減速できずにバスを暴走させたとみている。

私は大型車を、こういったバスを含め運転した経験がありませんが、もし運転するのであれば、事前にこうした特性は知っておかないと危ないし怖いと思いますし、事故を起こしたバスの運転手は大型バスの経験がない状態で運転をするようになったばかりであったとのことですから、誰のどういった責任が生じるかはともかく、きちんと特性を把握した上での運転が行われるような措置が講じられていなかったことが悔やまれます。
運転者の運転履歴をきちんと登録して、転職した際は参照できるようにしておき、運転したことがない車両を運転する場合は一定の教習を義務づけるといった、日常の業務の流れの中で無理なく実施できる流れを、予めきちんと作っておくような対策が必要ではないかという気がします。事故の教訓を今後に生かしてほしいものです。