高速道の時速110キロ、来年度にも試行 岩手、静岡で

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161013-00000055-asahi-soci

高速道の規制速度をめぐっては、警察庁が今年3月、専門家らでつくる委員会の提言を受け、車道や路肩が広くカーブや勾配が少ない造りの道路で、事故や渋滞が少ないなどの条件を満たせば、時速120キロまで引き上げられると判断。対象は乗用車やバス、オートバイで、大型の貨物車は時速80キロのまま据え置くとした。

私も、時々、関越自動車道などを運転して走行するのですが、制限速度と、実際に多数の車両が走行している速度が乖離しているところが少なからずあって、道路の状況や安全性を十分に考慮しつつ弾力的に制限速度を見直す必要性を感じることは多くあります。速度の出し過ぎは事故の原因になることが多いので、見直しには慎重さが必要であることは言うまでもありませんが、実態に合わない規制は形骸化を招きかえって無秩序化を招きかねないので、実質的な考慮を加えなければならないと思います。走行車線と追越車線がきちんと使い分けられていないことも少なくないので、そういったところも改善の余地が多いという気もします。今後に期待したいですね。