「裁く技術」

かなり前に小学館から送っていただきました。遅れましたが御礼申し上げます。
改めてざっと鳥瞰的に目を通してみましたが、著者が元裁判官であるだけに、従来の法曹関係者の間で積み上げられてきた刑事裁判の「作法」のようなものが平易に紹介されているという感じで、その当否についてはいろいろな意見があると思いますが、一般の、刑事裁判については特に知識がない人が読んで、刑事裁判というののはこういうふうに進むものなのかと理解する上では良い本だと思いました。
現在はKindleでも読めますから、関心のある人は、夏休みを利用するなどして読んでみると参考になると思います。堅苦しくなく書いてあって、すぐに読めます。