30代で症状表れる人も/男性更年期障害

http://www.nikkansports.com/general/news/1547662.html

原因は男性ホルモン(テストステロン)の低下でした。潜在的な患者数は600万人

閉経という明確なサインがある女性に対し、男の場合、いつ障害が訪れるか分からない。男性ホルモン(テストステロン)は20代、30代をピークに徐々に低下するが、個人差が大きく、70代でも30代並みの男性がいる一方、30代で症状が表れる人もいる。

私は、今のところこういった症状になってはいない(と思う)のですが、振り返ると、若い頃に検察庁で見ていた40代、50代の上司等で、今思うと男性更年期障害だったのではないかと思われる人がいて、まったく他人事ではないなと感じるものがあります。男性更年期障害というものが、こうした記事も出るなどして広く語られるようになって、まだそれほど時間はたっていないのではないかと思われ、かつては、調子が悪いがなぜかわからない、といった状態で適切な診察、治療も受けないまま心身の不調を抱えたままで、というケースがかなり多かったのではないでしょうか。
心身に不調をきたすことを、恥ずかしいとか自分でだけで何とかする、といったことで抱え込んでしまうのではなく、早めに医師の診察、治療を受けてうまく付き合い直す方向で処理していく、ということで臨まないといけないということを、自分自身の今後も含めて感じるものがあります。
次第に老い、若い時のように元気いっぱいではなくなる、そういう自分自身とうまく付き合うことが必要なのでしょう。