http://www.landerblue.co.jp/blog/?p=19088
結論をもう一度。「Gmail使うなんて非常識だ」という人事担当者のいる企業は、リテラシーが低くて将来が危ないのでやめておいた方が良い。仮にそう言われたら
「このアドレスは自分の管理ツールの根幹で一生変えられないアドレスです。2段階認証で厳重にセキュリティも確保しているのですが、なんでダメなのか理由を教えてください。プロバイダのメールはセキュリティが不安で使えません」
と、いってやりましょう。
以前(最近ではなく割りと前のことでしたが)、大企業で、「自社ドメインを持ってそのメールがない会社とは取引しない」というところがあることが、ネット上でネガティブに語られていたことがありましたが、「Gmailだめ」というのは、それと同じレベルの話ではないかという印象を私は受けています。
こういった、ネットやそれに関連する知識、スキル(「常識」というのも、結局はそれを語る人の知識やスキルに大きく依存するでしょう)は人によりばらばらで、昔々であれば、独自ドメインがない会社は怪しいとか、フリーメールは信用できない、といった「常識」が語られていても、今や、独自ドメインはその気になれば誰でも取れますし、フリーメールといってもGmailのような、上記の記事にもあるような、強固なセキュリティを堅持してそこらの有料プロバイダメールよりは信頼性が高いといったものもあって、要するに「常識」と言いつつ無知なだけ、ということは起きがちです(これは私自身への戒めでもあるのですが)。
人事担当者がアホだからその会社の人が皆アホ、とは限りませんが、人事担当者というのは、その会社でもそれなりに評価されている人物がやっている可能性が高いので、その人物が本当の意味での常識に反することを平気で、断定して言っているような場合は、その会社へ入ることには慎重になったほうが良いような気はします。
何事も、思い込みだけで走らずいろいろな見方や考え方に接し、資料をよく読んで、ということでしょうね。