<地下鉄名古屋駅浸水>通勤通学足止め 振り替え輸送混乱

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140925-00000050-mai-soci

東山線名古屋駅では、地下1階のコンコースや同2階のホームが水浸しになった。市交通局によると、25日午前2時40分ごろ、地下1階の駅長室で、構内にある消火水槽が満水になったことを知らせる警報が鳴り、間もなく床下などから浸水が始まった。同局の半田匠主査は「大量の水が、あっという間に地下2階のホームまであふれた」と語った。

いかに、排水能力を超えた豪雨であったかを感じさせますが、地下のこういった空間は密閉状態ですから、例えば人が乗った車両が増水で立ち往生し、水位がどんどん高くなって乗客が溺れる、といったことも、最近の未曾有の豪雨の中では起きても不思議ではない、と憂慮されます。地下で密閉されている状態では、逃げ場もありませんから、考えるだけでも恐ろしいことです。
地下に限りませんが、今まで大丈夫であったからこれからも大丈夫だろう、といった思い込みや安心を、一旦、白紙に戻して、ここで今、例えば1時間100ミリといった豪雨に見舞われたらどうなるか、といったシミュレーションを、その場の管理者やそこを利用する人が、できる限りでやってみて、足りないところ、危険なとことをあぶり出してみる、ということを積極的に行う必要があると痛感します。