教頭が口論の末に土下座も… 大阪市の公募校長を更迭、「業務を停滞させた」と市教委

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140320-00000505-san-soci

校長は平成25年4月の着任以降、教職員や保護者らから「独断的な学校運営」などと批判され、PTAが更迭を求めていた。

校長は元日本経済新聞記者。

餅は餅屋と言いますが、マスコミと教育では畑が大きく違い、独自の考えや進め方が周囲から反発を受け空回りしながら自滅へ向かった様が目に見えるようですね。
優秀な人物が、いろいろな分野をフレキシブルに移動しながら活躍するというカルチャーが、日本ではまだ根付いているとは言えず(もちろんそういう例は徐々に増えてきていますが)、経歴は華々しいが元々の組織では困った人と見なされているような人物が華々しい経歴で幻惑しながら転職するという例もあります。そのような場合は転職先が「ババを引く」形になってしまいかねません。
このケースで、大阪市がババを引いたなどと言うつもりはありませんが、外部から招くにしても、教育という業務の専門性や特殊性を十分理解しつつ対応できる人材を登用しないと、今後も、単に混乱を招き関係者を消耗させ世間の失笑を買うだけ、ということになってしまうでしょう。