ノマドワーカー「たまり場」活況 個人起業家で協働、新ビジネスも

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130610-00000009-san-soci

オフィスや打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行える作業場「コワーキングスペース」が注目を集めている。パソコンやスマートフォン(高機能携帯電話)を使い、決まったオフィスを持たずにカフェなどで仕事をする「ノマド遊牧民)ワーカー」と呼ばれる人らが利用

最近、独立を考えているという若手弁護士と話す機会があったのですが、その時、私がいろいろとアドバイスしたことの1つに、事務所の家賃に無駄な金をかけるな、ということがありました。大きく構えてしまうと、毎月の家賃が固定費として馬鹿にならず、経営を圧迫してしまいます。弁護士の場合、完全ノマド、ではまずい面がありますが(資料を保管したり秘密を保って打ち合わせをするなど)、「セミノマド、「半」ノマドくらいを目指して、シェアオフィスとかレンタルオフィスといった、便利なサービスをうまく使うと、経費面で楽になりますし、自分が楽なだけでなく、依頼者に余計な負担をかけないことにもつながりますから、どういう環境に身を置くかは重要です。自前で事務所を構え、コピー機も設置し、電話も引きインターネット環境も整え、と何でも自前にすると、経費がどんどんかかりますから、既存のものを使う、シェアする、時々しか使わないものはコンビニ、キンコーズ等で済ませてしまう、という工夫も、無駄な経費の節約につながります。
身を置く、リアルな場所はこじんまりとしたものにしておいて、かけるお金は、もっと実質的で意味のあることに使う、というためにも、上記の記事のようなサービスを、うまく使いこなすのが、フリーランスの人々にとっては大切なことでしょう。