弁護士になったばかりの頃(ちょっとした思い出話など)

私が検察庁を辞めて弁護士になったのは2000年(平成12年)で、もう15年ほど前のことになりますが、当初はヤフー株式会社に常勤で勤務する企業内弁護士で、それが非常勤になって弁護士活動もするようになったのは翌2001年の11月からのことでした。週に3日、午後にヤフーへ行くことになり、それ以外は弁護士活動をするようになりました、と言っても、当初は顧問先はなく依頼者もすぐには現れず、当初は、国選弁護をできるだけ取るようにして、それがメインの仕事になっていました。
今は、国選弁護も、特に東京のような都会では弁護士間での取り合い状態になっているようですが、当時はまだそういう状況ではなく、弁護士会へ行くと、滞留している事件が結構あって、2件、3件とまとめて取れたもので、今思うと隔世の感があります。当時は、知人の弁護士の事務所に在籍して、郵便物の受け取りや電話対応、来客対応は事務所で行いつつ、記録検討や起案などの事務作業は、自宅でやったり、使えるようにしていたオフィスサービスのスペースでやっていたものでした。
そういう私にも、徐々に、相談したい、依頼したいという方が連絡してくれるようになって、今は、普通に自前の事務所があり事務員にも補助してもらって、という状態になっていますが、上記のような、「事務所に在籍して、郵便物の受け取りや電話対応、来客対応は事務所で行いつつ、記録検討や起案などの事務作業は、自宅でやったり、使えるようにしていたオフィスサービスのスペースでやって」という領域にいる弁護士(他の士業も含め)は、執務環境をどのようにして整備、確立するか、悩ましいところだろうと思います。どーんと大きく事務所を構え事務員を雇用すると、固定費が過大になって自分で自分の首を絞めることになりかねませんし、あまりいい加減な印象を与えてしまうと不信感を与えかねず問題です。
ここで、ちょっと宣伝ですが、私が現在運営している

事務所・レンタルスペース空席募集(2名)のご案内(平成27年5月4日更新)
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20150213#1423793247
レンタルオフィス(簡易タイプ)の利用者募集(平成27年5月4日更新)
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20111218#1324179114

は、そういう私自身の経験に基づいて私自身で設計、構築していて、我ながらなかなかうまくできている空間、利用環境になっているのではないかと自負しているものがあります。
今のところ、まだ満席にはなっていませんので、興味ある方は私までメール等で連絡して下さい。