サイバー犯罪と刑事捜査を考える 児童ポルノ単純所持規制の論点

http://kokucheese.com/event/index/69491/

うぐいすリボン主催:院内勉強会
サイバー犯罪と刑事捜査を考える 〜児童ポルノ単純所持規制の論点〜

日時:2013年2月20日(水) 18:00〜19:30
場所:参議院議員会館・講堂

内容:
 元検察官の落合洋司 弁護士を講師に招き、児童ポルノの単純所持を禁止した場合に考えられる刑事訴訟法上の問題について講演をして頂きます。
 国会では、これから児童ポルノ禁止法の改正審議が行われることが予想されます。
 人身売買や子どもたちへの性的虐待を撲滅するために、効果的な取り締まりが必要とされる一方で、無関係の人が刑事捜査の対象となることで社会的信用を失ったり、冤罪事件が起きたりといったことがないための対策も必要です。
 電子メールで児童ポルノ画像が送りつけられたからといって、家宅捜索を受けたりパソコンが押収されたりすることがないためには、どのような立法があり得るでしょうか。
 児童ポルノの適正規制に向けて、理論と実務の両面から考察します。

上記のような講演会に、講師として出ることになりました。単純所持まで取締りの対象になった場合、対象がかなり広範囲に及ぶだけに、過剰な取締り、捜査権力の濫用など、様々な弊害も発生する可能性があります。反警察、反権力といったスローガン的な見方ではなく、現行の実務の現状を踏まえた場合、何が起き得るのか、ということを、冷静に検討しておく意味はあるでしょう。そういう観点で、準備してお話したいと考えています。