http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121207-00000067-zdn_n-sci
総合サービス業への脱皮を目指すドコモはAppleの強いコントロール下にあるiPhoneの販売は否定的だったが、「『戦略転換を本格的に考えなければならない』との声が社内では強まりつつある」と報じている。
「東スポWebニュース」のTwitter「@tospo_news」は7日昼、「ドコモiPhone導入へと再び書いた日経について『東スポ並み』とか言われ複雑」と心境を吐露。
競馬をよく当てる東スポの記者を紹介し、「『東スポ並み』とは本来とてもよく当たることを指すべき言葉なのです(`・ω・´)」とキッパリ。東スポ並みとは、「正確な報道の上に絶妙な面白さと少しの夢を振り掛けたもののこと」だと解説している。
かつて、名誉毀損実務の世界で一世を風靡(?)した、「東京スポーツの抗弁」(?)というものがあって、これは、東京スポーツに書いてあることを真に受ける人はいないからそこで書かれたことで誰の名誉も毀損されない、といったもので、思わず、ぐっと引きこまれそうになる考え方ですが、これは、裁判所により否定されて、実務家や研究者を笑わせただけで終わりました。
それはともかく、これまでの、ドコモがiPhoneを販売か、という、日経ビジネス等の報道は、戦前の治安維持法での流言飛語並みのいい加減さで、これまでの誤報、虚報について、まず、きちんと検証して、その結果を日経系メディアの読者に説明する必要があるのではないかと、笑い話ではなく思いますね。
そういった、報道の在り方は在り方として、ドコモからau、ソフトバンクに移ってiPhoneを使う、という大きな流れには止まる気配がなく、ドコモがあってもなくてもどうでもよいような独自サービス提供に固執してこのままiPhoneを販売しなければ、自滅の道を確実に歩むことになるでしょう。