新米暴走警官は「ダーティ・ハリー症候群」大学教授が「犯罪・捜査の英語辞典」

http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/120530/wlf12053012120003-n1.htm

警察小説の巨匠、エド・マクベインのファンだった田中教授が原文の奥深さにひかれ、「英語と文化を知るうえで重要な資料になる」と構想。新聞記事や小説を読むたび気になった表現をメモにし、山田名誉教授のチェックを受けて、辞典に仕上げた。
例えば「Abe(エイブ)」といえば、高名なエイブラハム・リンカーン大統領の愛称だが、捜査関係者の間では、5ドル紙幣に印刷されたリンカーンの顔にちなんで「5ドル分の麻薬」を意味するという。

日本でも、捜査関係者が、いきなり、「がらうけ」と言っても、何のことかわからない人がほとんどだと思いますが、これは「身柄引受書」(釈放される人の身柄を引き受けますという書類)である、といったように、その世界では当たり前のように通じるがその世界以外の人が聞いても何のことかわからない、という言葉は結構あるものです。これが、英語になれば、ますますわからないと思いますから、こういった本が出る意味は大きいでしょう。私も、早速、アマゾンで注文しました。目を通してみるのが楽しみです。

犯罪・捜査の英語辞典

犯罪・捜査の英語辞典