アップル、2012年は小型「iPad」で「Kindle Fire」に対抗か

http://japan.cnet.com/news/service/35012193/

AppleはなぜJobs氏の遺志に背くのか? この記事によると、「7インチの『Kindle Fire』(との)激化する市場競争(中略)及び大型スマートフォンの発売に対応するため」らしい。
同記事は情報筋の話として、LGとAU Optronics(AUO)がディスプレイを提供すると伝えている。生産は、2012年第2四半期末までに開始される見込みだ。

現状では、スマートフォンiPhoneタブレットiPadと、2機種のみですが、サイズについては、他社が様々な製品を出していて、アップルの現ラインナップでは、利用者のニーズに応えきれなくなってくるのは必至でしょう。その路線を敢えて変えず、少製品、高利益路線を堅持するか、悩ましいところではあるでしょう。
私自身、iPhone4Sが出るまでは、新製品は画面が大型化するだろう(4インチ以上)と考えていて、そうならずに、ややがっかりしたのですが、その後、大画面化したGalaxyなどと使い比べていると、現行のiPhonenの大きさは、手によく馴染み使いやすい、考えられたものであるということを痛感しています。現行のiPadの大きさも、見やすさやワイヤレスキーボードを使用する際のバランスなどを考えると、考えられたものということが言えるでしょう。
そういった中で、現行のサイズはそのまま維持しつつ、7インチから8インチ程度の、中間サイズのiPadを発売して、現行モデルにミスマッチ感を抱いている利用者を取り込んで行く、というのは、十分あり得ることではないかという気はします。