神戸大附属住吉小・中学校 後援会前会長が7千万円着服

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110807/crm11080719200011-n1.htm

前会長はいずれの役職とも解任され、後援会は7日、保護者への説明会を開いた。同会は「大変熱心な人だったので残念。口座を管理するシステムを見直したい」としている。

こういった、非営利団体での横領事案は、よくありますが、多額の金銭が取り扱われていながら、特定の人物がチェックも受けずに管理していることが多く、一旦、被害が生じると取り返しがつかない事態になりがちですね。
保護者が、後援会のために営々と積み立てた多額のお金ですが、その多くは(かなりの可能性で全額)、残念ながら、もう戻ってくることはないでしょう。
特定人がすべてを管理するのではなく、通帳と印鑑は別々に保管する、出金の際は複数人で必ずチェックする、定期的に残高を確認するなど、それほど負担なくできることを、日頃から励行しておく必要性を改めて痛感させられるニュースでした。