タブレット端末の購入目的、約9割がビジネス利用 - 課題は文字入力

http://journal.mycom.co.jp/news/2011/04/15/079/

回答者のうち9.8%がタブレット端末を所有し、内訳はiPadが54.4%、Galaxy Tabが10.9%、その他Android端末が27.3%、その他Windows端末が17.8%となっている。

タブレット端末を利用する上での不満点は「文字入力」が52.7%の断トツのトップで、以下、USBポートがない(30.2%)、Adobe Flash未対応(29.4%)、データ処理速度が遅い(27.8%)、Word、ExcelPowerPointなどが使えない(25.3%)となっている。

iPadの利用者が多いのは、やはり、と思わせるものがありますが、Galaxy Tabが健闘していますね。製品に魅力があるだけでなく、昨年、ドコモから発売され大々的に広告宣伝していたことや、キャンペーンを展開して廉価で購入できるようになったことが大きいのかもしれません。
文字入力の不満、というのは、バーチャルキーボードが使いにくい、ということでしょうか。キーボード付きのケースを使うとか、ワイヤレスキーボード(折り畳み式で持ち運びに便利なものも)を適宜使うなど、工夫も必要と思いますが、「慣れ」の要素も大きいのではないかという気もします。
Flash未対応は、正にiPadの最大、かつ、唯一と言ってもよいと思われる弱点で、見たいサイトが見られないと不便な思いをするもので、この点ではandroidタブレットを使っておくメリットが確かにあります。様々なサイトを次々と見る、といった使い方をすることが多い人は、android選択も検討する必要があるでしょう。
とは言え、iPad2を実際に使ってみると、本体の薄さ、軽さ、機能の使いやすさ、画面の美しさには目を見張るものがあり、上記のようなiPadの圧倒的な人気は、すぐには変わらないだろうという気がします。